2019/03/21(木)

立ち上がる時の腰痛

カテゴリー:鳥取 腰痛

 

さて

座位からの立ち上がり動作で痛みが生じる患者さんが結構多い印象があります。

腰痛に限らず、股関節痛とかでも。

 

 

立ち上がり動作のポイントは色々ありますが、

今日は全体的な流れを見ていこうと思います。

 

 

立ち上がり動作で痛みが出現しやすいフェーズは

「立ち上がり直後」と「屈曲位からの直立」です。

 

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「立ち上がり直後」

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立ち上がり動作は、座位から運動が始まります。

 

 

まず座位でのポイントは坐骨結節で支持ができるか

 

 

立ち上がりの直前は必ず坐骨結節に体重がかかります。

やってもらえばわかりますが、仙骨座りの状態から立ち上がりはできません。

そのため、股関節を屈曲させ骨盤を前傾位に保つことで、坐骨結節を支持基底面にします。

 

 

座位でのもう一つのポイントは上半身重心の前方移動です。

上半身重心が後方に位置した状態では、支持基底面が臀部から足底に変わった瞬間倒れます。

立ち上がる瞬間に後ろから服を引っ張られる感じですね。

 

 

つまり、股関節の屈曲と、胸郭の伸展が制限されている状態では、

立ち上がる度にどこかの関節に負担が蓄積している可能性があるということです。

 

 

では臀部を離床した後はどうなるのか?

このフェーズでは支持基底面が坐骨結節から足底に移行します。

 

 

坐骨結節に付着している内転筋や内側ハムストが後脛骨筋に収縮を伝播させ、

さらに後脛骨筋が足底筋群の収縮を促進します。

 

 

これにより足部での支持が機能し、狭い基底面でも身体を支えることができるのです。

つまりこのフェーズで痛みが出現するのであれば、内転筋の収縮や足部に問題がある可能性が高い。(実際はほとんど内転筋)

 

 

立ち上がり直後の痛みは以上の流れを頭に入れて動作を確認すると、割とスムーズに改善させることができます。

 

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「屈曲位から直立」

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では屈曲位から直立の痛みはどう診るのか?

 

 

この時の運動は下肢の伸展と腰椎前弯の解除がポイントです。

 

 

臀部離床直前で最大前傾していた骨盤は、離床直後から後傾していきます。

坐骨結節を足底(支持基底面)に向け、同時に大腿骨と下腿を直列に配置することで、

重力を上手く伝達しつつ骨性の支持を可能にしています。

 

 

それと同時に腰椎の前弯は中間位(生理的前弯)に戻ります。

この時大腰筋が弛緩してしまうと、中心軸が機能しないので、代償的に臀部の過剰な収縮が要求されます。

そのため遠心性収縮が必要です。(硬いのもダメ)

 

 

ちなみに「立って身体“伸ばす時”に痛いんです」って言われる方は

大腰筋の硬さか、胸郭の伸展不足による前弯増強が原因となる場合が多いですね。

 

 

これで屈曲位からの直立が完了します。

 

 

このように痛みを改善させるときは

分解して考える癖をつけると非常にスッキリします。

何より、オーダーメイドな治療で結果に繋がります。

 

 

ぜひ参考にしてみて下さいね^ ^

 

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